大峯山は、広島県西部、廿日市市の境にそびえる1050mの山で広島県の最高峰である。その特徴的な姿は、広島県の郊外からも望まれる。山頂からは南に瀬戸内海、宮島、江田島、広島市街、北に臥龍山、十方山、西は吉和冠山、羅漢山が一望できる。南限のブナの巨木もある。
大野権現山の稜線から見た大峯山 | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 3.8km |
所要時間 | 3時間00分 |
累積標高差 | (+) 549m (-) 549m |
コース | 下川上登山口11:30 → 貯水槽11:45 → 五合目12:05 → 尾根 → 展望地12:30 → 大峯山12:40 → 展望地 → 尾根 → 五合目 → 貯水槽 → 下川上登山口14:30 |
梅雨時期なので雨の合間をぬって山口県周辺の山行を続けているが、今日は雨が降りそうなのでどうしようか迷った末、広島県の大峯山に登ることにする。早朝、萩を出発、徳山東ICで山陽自動車道にのり大竹ICで降り登山口を目指す。
今までカーナビなかいらない、地図見れば目的地に着けるという主義だった。ついにカーナビを買ってしまった。カーナビを購入した後、登山口を見つけるのが楽になった。以前はよく道に迷いなかなかたどり着けず、ひどい目にあうことがあった。今回休暇になり、真っ先に15000円の安物のカーナビを通販で購入した。ワンセグや他の機能は必要ないので、GPS機能だけついているものを選んだ。地図と比較して、目的地・経由地をセットすればほぼ90%は、道を間違えることなく目的地に到着できる。もちろん最短距離を選択することがあるので、その都度地図を見て道を修正する必要があるが、マイカー山行には大変便利な機器であることには間違いない。
10:30細い山道を経て、登山口のある下川集落の分校跡に着く。今にも雨が降りそうだ。レインスーツを着込み、ザックにレインカバーをする。クマ出没の注意書きに怯えながら緊張のなか歩き出す。ウイークデイなので他の登山者はいなく心細い・・・。鈴を鳴らしながら、まずは急な舗装道を上っていく。周辺には立派な別荘が沢山ある。前方に登山口の目印となる貯水槽が見えてくる。登山口に入り薄暗い杉の森に入る。整備された登山道の丸太の階段の傾斜は徐々に増してくる。各合にはある製缶会社が作成した標識があり分かりやすい。丸太が敷いてある階段いつも歩幅が合わず歩きにくいので端に外れて歩く。コンパスが短いせいであろうか・・・。登山道の勾配が徐々にきつくなり息を切らす。7合目を少し登ったところに展望岩がある。樹木が伸びあまりよく見えない。展望岩を過ぎ緩やかになる山道を行く。大峯山三角点(1039.8m)のある西大峯山の分岐点に達する。分岐点を右に折れ山頂を目指す。しばらく行くと大きな六畳岩?の上に達し眼下に絶景が広がるのを見る。その岩をアルミハシゴで下り、すぐ前のアルミハシゴによじ登り八畳岩?の上・大峯山山頂(1050m)に達する。岩稜の上からは、ほぼ360度のパノラマが開ける。雨により判別は難しいが、南に瀬戸内海、宮島、江田島、広島市街が見えているはずだ。北側の遠くの西中国山地の山々は、雲がかかり見えない。西側には西大嶺山が見える。雨足が強くなり、八畳岩を降り木陰でカップヌードルの昼食をとる。その後もう一度八畳岩に登り眺望を頭に焼き付ける。
雨が本降りなってきたので下山開始。来た道を降りていく。14:00無事駐車場に帰着。山の神様に無事を感謝する。下山後、近くにある道の駅「」に行き温泉に入り、同駅で車中泊する。
明日は羅漢山に登る予定であるが雨が心配だ・・・。
下川集落の分校跡に車を置き出発する。 |
分校跡の案内板 |
登山口付近は別荘地になっている。 |
貯水槽横の登山口に入る。 |
五合目を通過する。 |
大きな岩 |
七合目を通過 |
展望地からはあまり景色が見えない。 |
大峯山山頂(1050m)に達する。山頂は大きな岩の上だ。 |
大峯山山頂にて |
大峯山山頂から山麓を見る。 |
山頂に生えるミヤママンネングサ? |
大峯山山頂から南側の眺望 |
大峯山山頂から南西側の眺望 |
大峯山山頂から北東側の眺望 |
大峯山山頂から西側の眺望 |
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